パパの出張簿記講座 3級Q&Aデータベース







分類 「第7章  債権・債務」

【No023】「貸倒損失・貸倒償却・貸倒引当金繰入について」 

質問者 3級勉強中さん 質問日 2005/07/30 13:17  回答者 キタロウさん

質問
よくわからないので、ご教授お願いいたします。

問題1と問題2としているものは、テキスト別々のものです。

●問題1 売掛金270,000円に対して2%の貸倒を見積もる。
    なお、期末貸倒引当金残高は5,000円である。貸倒引当金の設定は
    差額補充法によること。

 問題集の答え  (貸倒償却) 400 (貸倒引当金) 400

 私の解答は・・・(貸倒引当金繰入) 400 (貸倒引当金)400

●問題2 決算につき、期末売掛金残高10,000円に対し2%の貸倒を見積もる。
    なお、期末貸倒引当金残高は120円である。差額補充法によること。

 問題集の答え  (貸倒引当金繰入) 80 (貸倒引当金) 80

●問題2と同じテキストに例題としてのっていたもの

 例題 得意先東京店が倒産し、同店に対する売掛金150円が貸倒となった。

 答え (貸倒損失) 150 (売掛金) 150

 ※「貸倒損失」は「貸倒償却で」でもよい。

***********************質  問******************************
 問題1の私の答えは間違ってるんでしょうか?
 もし間違ってるのなら、問題2の問題集の答えも間違ってるんでしょうか?
 それに※注釈も間違ってるのでしょうか?
 
 それともすべて合っているんでしょうか?
 貸倒損失 = 貸倒償却 = 貸倒引当金繰入  ということでしょか?

回答
3級勉強中さん、こんにちは。

結論としては、
1.問題1のテキストの解答と3級勉強中さんの解答はどちらも正解です。
2.問題2の貸倒引当金設定問題の解答と貸倒れ発生問題の解答は注釈を含めてどちらも正解です。
3.> 貸倒損失=貸倒償却=貸倒引当金繰入 ということでしょか? ⇒ これは違います。

日本商工会議所簿記検定には、「許容勘定科目表」というものがあり、次のように定められています。
┌───┬──────────┬──────────┐
│   │   標準科目   │   許容科目   │
├───┼──────────┼──────────┤
│ 1 │貸倒引当金繰入(額)│貸倒引当損、貸倒償却│←貸倒引当金設定時
├───┼──────────┼──────────┤
│ 2 │貸倒損失      │貸倒償却      │←貸倒発生時
└───┴──────────┴──────────┘太線
 

実際の検定問題では、勘定科目が指定されますので解答はその中から選択することになります。
これについて具体的にどのような形となっているかは、3級Q&AデータベースNo0116を参照してください。

という感じで如何でしょうか?

お礼
丁寧な解説ありがとうございました。m(_ _)m よくわかりました。
疑問に思って、一人で「え〜〜この問題集誤植なの?」とか勝手なことを考えてましたが、胸のもやもやも消えてスッキリしました。
それに「許容勘定科目表参考」もなりました。
11月の試験向けて頑張り中ですが、また疑問などがあればこちらの掲示板でお世話になるかもしれませんので宜しくお願いします。



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