| 分類 「第4章 固定資産と減価償却」 |
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【No014】「固定資産の売却について」
質問者 ネムさん 質問日 2005/10/23 11:56 回答者 キタロウさん 井上ファミリーパパ
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質問
突然ですが失礼します。
平成○8年10月31日に、不要となったパソコン(購入日:平成○3年11月1日、取得原価: 200,000、減価償却方法:定額法
耐用年数:6年、残存価格:取得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回 10月31日)を¥10,000で売却し、代金は
先方振り出しの小切手で受け取った。なお、当期分の減価償却費の計上もあわせて記入すること。
回答:減価償却費 30,000 備品減価償却累計額 30,000
備品減価償却累計額 150,000 備品 200,000
現金 10,000
固定資産売却損 40,000
となるのですが、備品減価償却累計額の150,000がどうやって出てくるのか解りません。
誰か教えて下さい。宜しくお願いします。 |
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回答(井上ファミリーパパ)
>突然ですが失礼します。
丁寧なご挨拶ありがとうございます。気持ちよく回答できます(笑)。
では、問題を解く手順に沿って解説します。
(1) 会計年度の最初の月に購入していますので、初年度も1年分の減価償却費を計上しています。
(2) 1年分の減価償却費は30,000円(200,000×0.9÷6)です。
(3) 当期首(前期末)の備品減価償却累計額の残高は、H14.10.31、H15.10.31、H16.10.31、H17.10.31の4回減価償却を実施していますので120,000円(30,000×4)です。
(4) 問題文の指示に従って、当期分の減価償却費30,000円を次の仕訳で計上します。
(借)減価償却費30,000 (貸)備品減価償却累計額30,000 ・・・(A)
(5) 上記(4)の結果、売却時の備品減価償却累計額は150,000円(120,000+30,000)となり、売却の仕訳は次のとおりです。
(借)備品減価償却累計額 150,000 (貸)備品
200,000 ・・・(B)
現金 10,000
固定資産売却損 40,000
ネムさんは、(A)と(B)の仕訳をひとつの仕訳と考えてしまったことから迷いが生じたと思います。まず(A)の仕訳をしてから(B)の仕訳をすると考えれば、同種の問題が出題されても対応できると思います。
なお、(A)と(B)の仕訳を整理して
(借)減価償却費 30,000 (貸)備品
200,000
備品減価償却累計額 120,000
現金 10,000
固定資産売却損 40,000
という別解もあります。むしろ、こちらの方が多いので、答案練習をのときには注意してください。
また、売却の日と決算日が同日のため、「当期分の減価償却費の計上もあわせて記入すること。」に惑わされた感もありますが、この指示がない場合、当期分の原価償却は実施してもしなくても正解となってしまいますので問題文の指示は妥当だと思います。 |
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お礼
ネムさん、こんにちは。
当 期
┣━━━━━┫
3年 4年 5年 6年 7年 8年
11月 10月 10月 10月 10月 10月
├─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────・・・・
購 @ A B C 売
入 却
購入した備品は、上記線表の通り、売却前までに4回の決算を行っておりますので、
売却直前の減価償却累計額は、「1年分の減価償却費×4年」で算出することになります。
200,000円 × 0.9 ÷ 6年 = 30,000円 ・・・
1年分
30,000円 × 4年 = 120,000円 ・・・ 4年分(A)
また、問題文に指示がある「当期分の減価償却費も計上すること」に対応するために、
(借)減価償却費 30,000 (貸)減価償却累計額 30,000 (B)という仕訳を行っています。
従って、Bの仕訳を行った後の減価償却累計額の金額は、
120,000円 + 30,000円 = 150,000円 ということになります。
なお、別解として
(借)減 価 償 却 費 30,000 (貸)備 品 200,000
備品減価償却累計額 120,000
現 金 10,000
固定資産売却損 40,000
でも大丈夫だと思われます。
という感じで如何でしょうか? |
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お礼
井上ファミリーパパさん、キタロウさん、ご返答どうも有難うございました!!
お二人とも凄く丁寧な説明でとても解かり易かったです。また解からない所が出てきたら質問するので、宜しくお願いします。 |
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