| 分類 「第6章 特殊商品売買」 |
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【No007】「割賦販売について」
質問者 リンさん 質問日 2004/05/27 15:53 回答者 藤田がむばるさん |
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質問
割賦販売のところで対照勘定法での販売時の仕訳が問題集によって、
(借)割賦販売契約 ××(貸)割賦仮売上 ××
(借)割賦売掛金 ×× (貸)割賦仮売上 ××
と科目が違っているのですが、どっちが正しいのでしょうか?
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回答(藤田がむばるさん)
リンさん、こんにちは。
恐らく、2級の試験では、割賦販売で対照勘定法を用いる場合、一般的には
(借)割賦販売契約 ×× (貸)割賦仮売上 ×× または
(借)割賦販売売掛金 ×× (貸)割賦販売 ××
のどちらかの組合わせを用いることになると思います。これは問題文中に使用できる勘定科目の指示があれば、それに従うだけのことですね。指示がない場合は、どちらの仕訳でも正解なはずです。
よって、リンさんの挙げられた1つ目の仕訳は正しいです。さて、リンさんの挙げられた2つ目の
(借)割賦売掛金 ×× (貸)割賦仮売上 ××
ですが、この組合わせは今まで見たことがありません。割賦売掛金勘定は、割賦販売においては販売基準か、または回収基準の1つである未実現利益整理法で用いられる勘定科目だと記憶しております。この場合、商品をお客さんに渡した段階で、割賦売掛金と割賦売上の組合わせを使って仕訳するわけですね。
割賦売掛金という勘定科目が対照勘定法で使われることが正しいかどうか、経験不足の私には分かりませんが、私だったら
(借)割賦売掛金 ×× (貸)割賦仮売上 ×× のような解答はしません。
もう1つ言わせて頂きますと、対照勘定法ではお客さんに商品を渡したということを備忘記録するために
(借)割賦販売契約 ×× (貸)割賦仮売上 ××
のような仕訳を残しておくわけですよね。
このような備忘記録用に使用される勘定科目は、資産、負債、資本、費用、収益の5つの大分類のうち、どれにも属していない特殊勘定を用いるのが一般的です。下手に5つの大分類に属する勘定科目を使ってしまうと、決算時に作成する貸借対照表や損益計算書に影響させてしまいかねないからです。あくまでも、これは”備忘記録”として残しておくものですから、それらに影響を与えてしまってはいけないと思うのです。ですから、割賦売掛金は資産の勘定に属するので、備忘記録として用いるのは適当ではないのではないかと考えます。
ただ、リンさんの参考書で、(借)割賦売掛金 ×× (貸)割賦仮売上 ××
のような形で載っているのであれば、それも正解なのかもしれませんが、私だったら、このようには解答しないです。
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回答(井上ファミリーパパ) 藤田さん、理論整然とした分かりやすい回答ありがとうございます。私も見習いたいと思います。
検定試験の第1問仕訳問題では、「正しいものを選びなさい」ではなく「適当と思われるものを選びなさい」と出題されます。勘定科目名については、暗記した科目名をリセットして、列記された勘定科目から選ぶようにすればケアレスミスは少なくなると思います。
試験まで残りわずかですので、「試験モード」「ケアレスミス対策」ということで、あえて補足させていただきました。合格の朗報、楽しみにしています。頑張って下さい。 |
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