パパの出張簿記講座 2級商簿Q&Aデータベース







分類 「第4章 固定資産・繰延資産」

【No016】「除去後の資産(貯蔵品)の売却について」 

質問者 あおもださん 質問日 2007/02/03 18:01  回答者 キタロウさん
 井上ファミリーパパ

質問
貯蔵品の扱いについて確認です。

@車両の耐用年数が経過し、取得原価の10%まで
減価償却済みなので、新車両と交換する為、除去した。この車両の取得金額は1,200,000円で、見積処分額は
80,000円である。
A上記の車両を90,000円で売却し、代金は月末に受け取ることにした。


解答
@減価償却累計額 1,080,000 車両 1,200,000
貯蔵品 80,000
固定資産除去損 40,000
A未収金 90,000 貯蔵品 80,000 
         固定資産売却益 10,000

除去して、貯蔵品となったものでも、売却したときは固定資産売却益勘定を使うんですね?
除去したものだから、もう「固定資産」ではなく雑収入かな?と仕訳したら、間違っていたので、念のため、確認です。
よろしくお願いします。

回答(キタロウさん)
あおもださん、こんばんは。

固定資産売却益になっているのですか?
私もあおもださんと同様に「雑収入」または「貯蔵品売却益」で処理する方が妥当だと思います。
パパさんの見解はいかがでしょうか?

回答(井上ファミリーパパ)
私もキタロウさんの意見に賛成です。
そもそも現実問題として、営業用の自動車で新車が納入される前に貯蔵品に計上しているといような悠長な取引事例が疑問です。
新車購入の時点で固定資産売却損が普通ですよね。
「除去」という考え方を理解しているか問う問題であれば、なおさら、貯蔵品売却損か雑収入を使うべきだと感じます。


回答(キタロウさん)
パパさんへ

ご回答ありがとうございました。
見解が一致して嬉しいです。
確かにパパさんの仰る通り、車両を一旦貯蔵品に戻入してから売却するというのは現実的ではないですよね。
その間の商品の運搬などをどうするの?と感じてしまいます。その場合は貯蔵品に戻入した車両を使ったりするのでしょうかね?そうしたら、事業供用していることになり、そもそも除却ができないですしね。

あおもださんへ

パパさんの見解も得られましたので、あおもださんの判断が正しいと思われます。
結論としては、「問題集のミスプリの可能性大」ということになります。
参考までに、TACの1級とおるテキスト(商業簿記・会計学T)には、備品を除却し貯蔵品に戻入した後、売却した場合(掲載の例は売却損)の売却差額は「貯蔵品売却損」となっていました。

お礼
タロウさん&パパさん

やはり問題が微妙なんですね。
了解です。
ご丁寧にありがとうございました。


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