| 分類 「第3章 有価証券」 |
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【No014】「有価証券利息勘定について」
質問者 春よこいさん 質問日 2007/02/04 14:13 回答者 キタロウさん |
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質問
はじめまして。日商簿記の初学者です。
2級の問題を解いていたのですが、疑問点がでてきまして、どなたか教えていただけると幸いです。
端数利息は有価証券利息勘定で処理されますが、この勘定科目は「収益」の勘定のグループとされています。
そこで、端数利息をもらった売主が有価証券利息と貸方に記入するのはわかるんですが、どうして端数利息を支払った買主が
(借)売買目的有価証券×× (貸)当座預金××
有価証券利息 ×× (小切手の場合)
というふうに有価証券利息を借方にもってくるのでしょうか?
収益のマイナスということで、費用ということを意味しているということなのでしょうか?
3級でお金を貸し借りたときの利息として、支払利息勘定(費用)と受取利息勘定(収益)を使いましたが、このときはちゃんと費用の勘定があったのに今回はどうしてだろうと疑問に思いました。
なにぶん簿記を勉強しはじめて間がないもので、すごく基本的なことだったらごめんなさい。 |
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回答
春よこいさん、こんばんは。(初めまして)
有価証券利息は基本的には収益勘定になるのですが、購入時点では借方に来ますので費用勘定に感じますよね。借方に記帳するのは収益をマイナスしていると考えてください。
では、そのような処理にするのかという点ですが、社債の利息は「利払日」に社債を保有している者に社債発行法人から支払われます。
従って、買主が実際に社債発行法人から利息を受け取ったときに
(借)現金 *** (貸)有価証券利息 *** と仕訳を行いますので、
最終的に貸方金額が大きくなります。
具体的な金額で考えると
社債購入時:(借)売買目的有価証券 1,000,000 (貸)当座預金 1,050,000
有価証券利息 50,000
利息受取時:(借)現金 100,000 (貸)有価証券利息 100,000
となります。
この結果、有価証券利息は貸方に50,000円の残高となり、立派な(?)収益ですよね。
また、期末までに利払日が到来しなかったら?という疑問も出るかもしれませんが、その時は、見越し計上すれば良いです。
⇒ (借)未収有価証券利息 *** (貸)有価証券利息 ***
<金額は、直前の利払日から期末までの月数(または日数)に対応する金額>
という感じで如何でしょうか?
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質問
キタロウさん、ていねいな分かりやすいご説明どうもありがとうございました!
期中の有価証券利息の受取、または期末の見越し計上によって期末の有価証券利息の勘定残高は必ずプラスになるのですね。
社債を買ったときに売主に支払う端数利息よりも社債発行法人から支払われる社債利息の金額が必ず高いことから、社債購入で得られる実質の利益をあらわすために有価証券利息というひとつの収益勘定を用いて処理しているというような理解でいいのでしょうか? |
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回答
春よこいさん、こんばんは。
社債の売主に利息を発行法人から受け取ってから渡すと考えてみては如何でしょうか?
1.社債発行法人から利息受取
(借)現金 *** (貸)有価証券利息 ***
2.売主受取分を支払
(借)有価証券利息 *** (貸)現金 ***
3.有価証券利息の差額が自分の受取分となる。
※ 実際の取引の順番は2.⇒1.⇒3.になります。
また、社債の利息は購入者が支払うべきものではないため、3級で学習された金銭の貸借で発生する「支払利息」という概念はありません(どちらかというと「立替金」の性格になろうかと思います。)ので、「支払有価証券利息」というものは存在しないと私は解釈しています。
参考になれば幸いです。
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お礼
キタロウさん、こんにちは。
キタロウさんのおっしゃるように「社債の売主に利息を社債発行法人から受取ってから渡す」という順序で考えていくとすごくすっきり理解することができました。
社債利息は購入者が支払うべきものではないので、「支払利息」というような概念はないという点も納得です。
ありがとうございました!また疑問箇所がでてきたら、質問させてください。よろしくお願いします。
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