パパの出張簿記講座 2級商簿Q&Aデータベース







分類 「第3章 有価証券」

【No013】「満期保有目的債券の決算処理等について」 

質問者 あおもださん 質問日 2007/01/31 05:35  回答者 キタロウさん

質問
こんにちは。
有価証券利息、社債発行差金、社債発行費の償却について質問です。

購入、発行等が期の途中の場合、月割償却にするのか、単純に1年毎の均等償却にするのかわかりません。

社債発行差金は、償還期間を月割償却、社債発行費は、3年以内を限度に1年毎に均等償却だろうと思うのですが、わかりにくいのが有価証券利息です。

有価証券利息も均等償却だと思っていたら、ある練習問題で、月割で算出するよう指示されてました。

どちらで償却するかは問題文で必ず指示があるものなのでしょうか?指示がない場合は、どう判断すればよいのでしょうか?

回答
あおもださん、こんにちは。

回答する前に確認したい点があります。

「有価証券利息の償却」というものがピンと来ないのです。

社債を購入して、購入金額と額面金額との差額を決算期に
(借)有価証券 *** (貸)有価証券利息 ***
という仕訳を行う際の金額算定において、月割計算を行うのか 又は 社債発行費と同様に毎期均等額以上を行うのか という質問でよろしいでしょうか?

質問
キタロウさん、こんばんは。
質問の趣旨はそのとおりです。
よろしくお願いします。

回答
あおもださん、こんばんは。

今回の社債については、「満期保有目的債券」(満期日まで保有するために購入した社債)に該当することになります。

 → 私の最初の回答の仕訳を次のように訂正してください。(割引発行を前提)
    (借)満期保有目的債券 *** (貸)有価証券利息 ***

本題ですが、日本商工会議所から公表されている出題区分表によりますと、15.投資その他の資産の項で「満期保有目的債券(償却原価法(定額法))」と定められています。

償却原価法(定額法)とは、額面金額と購入金額との差額を取得日から満期日までの期間で除して各期の月数に応じ利息を計上すると共に、その利息分を満期保有目的債券の帳簿価額に加算する方法をいいます。

従って、社債発行差金と同様に月割計算をすることになります。

→社債発行者が月割計算で費用計上することと同じように、購入者は同額を収益計上をするんだと考えられれば良いのではないかと思います。

という感じで如何でしょうか?

質問
キタロウさん、ありがとうございます。
満期保有目的債券は了解しました。

有価証券利息についてですが、まがいなりにも、「〜利息」ってくらいだから、前払利息などの例
を考えてみても、月割りにするのは、考えてみれば違和感ないですね。

確認ですが、社債発行費償却などは、社債を発行したのが期の途中であっても、均等に期毎に償却するという理解で合ってますでしょうか?
たとえば、12月決算の会社で、11月に社債を発行して、社債発行費が3万円だった場合、その期の社債発行費償却の金額は、期の残り1ヵ月での発行だったけど、均等に1万円を計上するのでよいのですよね?

回答
あおもださん、こんばんは。

> 確認ですが、社債発行費償却などは、社債を発行したのが、 期の途中であっても、均等に期毎に償却するという理解で合ってますでしょうか?

問題文に必ず「商法に規定する最低額を償却する」と指示がされますから、あおもださんの理解でOKですよ(社債発行差金償却は償還期間で均等額償却)!!

お礼
キタロウさん、ありがとうございました〜。
いつも頼りにさせていただいてます。
またよろしくお願いします。


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