| 分類 「第1章 現金・預金、債権債務」 |
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【No004】「保証債務の仕訳について」
質問者 ようこさん 質問日 2004/05/12 22:53 回答者 キタロウさん |
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質問
1歳児を抱えてなかなか勉強がはかどらず、明日までにせまった申し込み、6月の検定を受けようか悩んでいるところです(-_-;)
保証債務の仕訳について教えてください。問題集・参考書によって、保証債務の仕訳の項目が
(1)(借)保証債務費用**(貸)保証債務**
無事返還されたときの逆仕訳
(借)保証債務**(貸)保証債務取崩益**
の場合と
(2)(借)保証債務見返**(貸)保証債務**
逆仕訳
(借)保証債務**(貸)保証債務見返**
の場合があるのはどうしてですか?意味がわからないので教えてください。m(__)m
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回答
ようこさん、こんばんは。
今回の質問内容は実は「似て非なり」の内容となります。
(1)(借)保証債務費用 (貸)保証債務 [(借)保証債務 (貸)保証債務取崩益]について
こちらは、手形の裏書または割引きを行った場合に発生するものです。自分は手形債権(他人が振り出した手形)を持っており、それを他人に裏書譲渡または銀行で割引を行い、支払人が支払えない(=不渡りとなる)確率に応じて、時価評価を行うものです。
つまり、決算において「売掛金に対して○%の貸倒引当金を計上する」と同じ感覚のものです。→ 平成14年度以降の検定試験に加わった「新会計基準」の一部となります。
(2)(借)保証債務見返 (貸)保証債務 [(借)保証債務 (貸)保証債務見返]について
こちらは、債務の保証を行った場合に発生するものです。他人が借金するために自分が「保証人」になった場合のその保証額を整理しておくためのものです。
という違いがありますが、これで如何でしょうか?
育児をしながらの勉強は大変だと思いますが、是非とも頑張ってください。
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質問 ありがとうございました。
問題文をよく読むと、「債務の保証を行った」という説明が必ずついていると、キタロウさんのおかげで
気付きました。
このまま丸暗記で覚えてしまえば、問題を解くのに差し支えはないのですが、もうひとつ気になったので
教えてください。
(借)保証債務見返 (貸)保証債務
は「見返」とは何か意味があるのでしょうか。 |
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回答
ようこさん、こんばんは。お役に立ったようで、ホッとしております。
> 「見返」とは何か意味があるのでしょうか。
余り深い意味はないです。単なる勘定科目となりますが、私は次のように考えています。
保証人Cは、債務の保証をしたときに、[(借)保証債務見返 (貸)保証債務]という仕訳を行っています。
┌────┐ ┌────┐
│ │ │ │
│借入者B│ │貸付者A│
│ │ │ │
└────┘ └────┘
↑ ↑
│ ┌────┐ │
│ │ │ │
└─(借)保証債務見返──┤保証人C├──(貸)保証債務─┘
│ │
└────┘
借入者Bが返済期日に貸付者Aに借入金を返済しなかった場合にどうなるかというと、Aは保証人Cに対して取立てを行います。
保証債務は、BがAに返済できなかった場合において、実際の債務(Aに対するもの)となる可能性があるため、(これを「偶発債務」といいます。)債務の保証を行っているんだということを記録(これを「備忘記録」といいます。)するためのものです。
一方、保証債務見返は、BがAに返済できなかった場合において、Bに対して請求することが可能となり(債権が発生する。しかし、実際問題として回収できる可能性は「0」に近いと思います。)、その将来債権となりうる可能性があるものを記録したものです。一般用語でいう「見返り(=お礼)」とはちょっとニュアンスが違います。
という感じでどうでしょうか?
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お礼
キタロウさん、ありがとうございました。とても丁寧に説明していただいて、よくわかりました。
試験まで1ヶ月、頑張ります!
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