| 分類 「第6章 その他」 |
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【No004】「製造間接費配賦差異の処理」
質問者 rootさん 質問日 2005/10/18 07:30 回答者 井上ファミリーパパさん |
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質問
110回収録模擬問題集の第2回 問4です。
製造間接費は予定配賦されており、問題を解くと、有利差違となりました。製造原価報告書の穴埋め問題でしたので計算数値を転記していき、製造間接費は、有利差違なので反射的にマイナスと勘違いして引いてしまい間違えました。よく考えると予定配賦のところにまずは実際発生額を配賦して差違分をさらに調整していますのでここで引いてしまうと、2重に有利になってしまいますので、直感的に考えてもおかしいと気がつくべきでした。
今頃基礎が理解できていないという状況になったわけで、今度の試験はオリンピック精神での参加と再認識した次第ですが、それはともかくとしても、実際に発生した有利差違はどこで調整(損益に反映?)されるのでしょうか?
あまり問題解法とは関係ないのかもしれませんが。。。 |
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回答
これからのメルマガで解説するところですが、製造原価計算書で開示するのは、予定配賦の額で計上した製造原価の額です。
損益計算書で製造原価に配賦差異を加減して売上原価を示します。
このことは、配賦差異を売上原価勘定に振替えることからご理解いただけると思います。
製造原価報告書に製造間接費の内訳が実際発生額で記載されるのは全く違う意味からです。
製造原価報告書は利害関係者等に製造原価の内訳を報告するためのものです。製造間接費というのは間接費を集計するための勘定科目であって、製造間接費の予定配賦額だけを示したのでは、製造原価の内訳(間接工の賃金、間接材料費等の各種原価がどの程度かかったのか)が分かりません。しかしながら予定配賦では製造間接費全体を一定の基準で配賦します。個々の費目ごとに配賦したのでは、あまりにも手間を要してしまい、合理的なはずの予定配賦が非合理なものになってしまいます。
そこで、製造原価計算書では、製造間接費の内訳科目を開示する手法として、内訳科目ごとの実際発生額の合計(=製造間接費実際発生額)から、差異を加減して予定配賦額を示しています。
「製造原価計算書」で報告するのは予定配賦あるいは標準原価で計算した製造原価であって、製造間接費の内訳科目を開示すための手法として、内訳科目の実際発生額の合計から差異を加減するということです。 |
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お礼
理解が非常に曖昧であったことがよくわかりました。
またかろうじて問題に解答できたとしても、
そこで作成したものの役割についてはほとんど理解できていませんでした。今後とも理解を深めなければなりません。
ご丁寧な解説ありがとうございました。 |
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