パパの出張簿記講座 2級工簿商簿Q&Aデータベース







分類 「第6章 その他」

【No002】「製造原価報告書について」 

質問者 チビうささん 質問日 2004/02/04 17:15  回答者 井上ファミリーパパさん

質問
こんにちは。
試験対策とはちょっと違う質問なんですが・・・
製造原価報告書の記載で質問があります。
予定配賦をする場合なのですが、
製造間接費については、実際額を記入して製造間接費配賦差異を計上して、最終的には予定額で計上していますが。。。
それが例えば、労務費を予定賃率で計上した場合は、そのまま予定額を記入するようになっています。

何故このようになっているのでしょうか?

回答
チビうささんへ

そうですよね、製造間接費だけは、実際額を計上して差異を加減して予定額にしていますよね。
では、その製造間接費の中の減価償却費の予定配賦額は何円ですか?
修繕費の予定配賦額は何円ですか?
電力費の予定配賦額は何円ですか?
水道料の予定配賦額は何円ですか?
賃借料の予定配賦額は何円ですか?
雑費の予定配賦額は何円ですか?

これらを全部まとめて製造間接費として予定配賦していますから個々の費目ごとの予定配賦額はでないですよね。また、仮にでたとしても手数を要しすぎてムダですよね。

予定配賦している場合、PLには予定配賦額で流します。
製造間接費としてまとめて計算した経費を予定額にするには現実にこの方法しかないと思いますがいかがですか?

質問

ありがとうございます。
では、労務費は何故『実際額+賃率差異』という書き方ではないのでしょうか?

ところで、製造原価報告書というものは実際額が決まらないと記入できませんよね?
もともと予定額を使うのは実際額が集計されてからでは作業が遅くなるということから来ていたのでは無かったでしょうか?
実務が分かっていないのでこういう疑問に陥っているのかな?根本的に理解出来ていないのかも。。。

再度、よろしくお願い致します。

回答

非常に悩むところです。

「統一ルールです」の一言で押し切るか、はたまた私見を展開するか?
正直、この種の質問ですと「統一ルールです」としか説明できないことがあります。また、いたずらに私見を展開してますます分からなくなってしまう・・こんな心配もするところです。

上記の点を含み置きいただき、ルールを覚えるために便法、私の私見ということで回答させていただきます。

まず、減価償却報告書は、年1回の決算で損益計算書の当期製造原価の明細書として作成します。
P/Lの当期製造原価は予定額で記載し、原価差異は独立した売上原価の内訳科目として記載されているはずですがいかがですか。

当期製造原価の明細書と考えれば、わざわざ「実際額+賃率差異」とする必要は無いと思います。製造間接費はそうせざるを得ないのだと思います。

実際額が集計されてからでは作業が遅くなる・・決算に実際額の集計がまにあわないことは、絶対にありえないです。もし、ありえたら経理部長さんは切腹です(笑)。

データの迅速化は原価計算期間(1ヶ月)でのことです。すでに決算月の原価データの提供は終わって分析も済んで対策も立てて、決算書を作成しているときには、次の月の原価データの集計が行われています。

お礼
答えにくい質問ですみませんでした。
統一ルールと頭の中で割り切ってしまえば良いのですが、どうしても理由付けて考えたほうが理解が深まると思って悩んでしまいます。
どうもありがとうございました。

回答
チビうささん、納得いただける回答が出来なくてごめんなさい。とりあえず、ここまでやりとりしたので「統一ルール」を覚えるのに役立ったということでご容赦ください。

今回の質問は今後の課題ということで頂戴させていただきます。試験頑張って下さいね・・「合格」の朗報を期待しています


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