| 分類 「第5章 特殊な原価計算」 |
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【No006】「全部原価計算における固定製造間接費差異」
質問者 藤田がむばるさん 質問日 2004/05/29 13:02 回答者 井上ファミリーパパ |
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質問
こんにちは、お世話になっております。
当HPにあるNo003を眺めていて、気になった点がありましたので確認させて下さい。
ぱんださんの質問された”No003 製造間接費配賦差異”ですが(全体の問題内容については割愛します。
御面倒でも直接そちらを参照して下さいませ)、
製造原価 固定製造間接費
期間総額 2,400,000円
製品単位あたり(正常生産量1,000個) 2,400円
とあります。キタロウさんのご説明では、2,400,000円は実際消費額であるとされています。この場合の2,400,000円は製造間接費予算でもあり、実際消費額でもあると考えて宜しいのでしょうか。問題文を読んで、
・正常生産量1,000円とは、基準操業度を生産量におき、1年で生産される予定数量を1,000とした
・製品単位あたり2,400円とは、製造間接費予算2,400,000÷基準操業度1,000から導き出された”予定配賦率”であると理解しました。
しかし、キタロウさんは「2,400,000円は実際消費額である」とおっしゃられており、腑に落ちない部分があります。
製造間接費予算としていた2,400,000円が例外なく (つまり、固定製造間接費=減価償却費とすると、期中に予定外の設備を購入したりなどせずに)予定通りにに発生したので、実際消費額として考えているのでしょうか? 注)私が先に「製造間接費予算でもあり、実際消費額でもあると考えて良いか」と書いたのは、つまり、そういうことです。 |
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回答
2点見落としがあると思います。
(1)本問は決算時の問題で結果として予算額と実際消費額が同額となったということです。
(2)金額は予定どおりの額となりましたが1000個を想定していたにもかかわらず1200個製造できました。
従って、1000個の製造を見込んだ予定配賦額で原価計算しているため、当期製造原価は1200×2400=2,880,000(変動費)ですので、実際消費額との差額480,000を売上原価の内訳科目として調整しています。
完全に計画と一致したということではありません。偶然金額が一致したということです。
年間の消費額が一致するということは現実にはありえないと思います。しかし、そのことを問題を解く上で考えても無意味だと思います。むしろ金額を一致させることで生産量から差異が生じることを見落とすように仕掛けた大変よく出来た問題と拍手を送って、しっかりと覚えてしまうほうが得策だと思います。
年間実際消費額2,400,000円ではなく年間総額2,400,000円としてあるのが味噌だと思います。
ただ問題文として、私は、少々やりすぎだと感じています。 |
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質問
パパさん、こんにちは。
つまり、この問題が・・・
製造原価 固定製造間接費
期間総額 2,400,000円
製品単位あたり(正常生産量1,000個) 2,400円
ではなくて、例えば
製造原価 固定製造間接費
固定製造間接費予算 2,400,000円
製品単位あたり(正常生産量1,000個) 2,400円
となっていた場合には、別のところで、固定製造間接費実際発生額が指示されていなければならない(そうしないと原価差異が求められない)のだけど、これが”期間総額”となっているこのようなケースでは、2,400,000円は2つの意味を含んでいると考えて良いということですね。
ということを踏まえて、再確認の意味でもう1点確認したいことがあります。今回のケースは別として、一般的に問題文中に”期間総額 xxxx円”と書かれていた場合、自動的にxxxx円は”実際発生額”と受け取って良いのでしょうか?
”実際”だとか”予定”と具体的に書かれている問題に慣れているので、”期間総額”という表現が何を意味しているかよくわからなかったのです。
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回答
製品単位あたり(正常生産量1,000個)2,400円で予算額が2,400,000円であることを示しています。決算時の問題なので既に消費額は確定している・・このことから期間総額を実際発生額と読み取ることが出来るか否かが、この問題のポイントだと思います。
期間総額が予算額と同額になったケースの問題ということで、期間総額2,400,000円は予算のことではありません。
製品単位あたり(正常生産量1,000個)2,400円こちらの答え2,400,000円が予算額です。
意味がわからない←出題者は、ここを読み取れるか試している問題と私は理解しました。 |
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お礼 こんにちは。
>期間総額が予算額と同額になったケースの問題ということで、期間総額2,400,000円は予算のことではありません。
>製品単位あたり(正常生産量1,000個)2,400円こちらの答え2,400,000円が予算額です。
この2行でよくわかりました。
製品単位あたり(正常生産量1,000個) 2,400円の総額2,400,000円が、期間総額2,400,000円から導き出されたものであると考えてしまうと、罠に引っかかってしまうわけですね。数字に惑わされず、期間総額の意味をしっかり理解しておくということを肝に銘じておきます。有難うございました。
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