パパの出張簿記講座 2級工簿商簿Q&Aデータベース







分類 「第5章 特殊な原価計算」

【No001】「CVP分析」 

質問者 ゆあさん 質問日 2004/01/30 13:37  回答者 マサトルさん ゆうしろさん

質問
与えられた資料は以下の通りです。

1.販売単価 700円
2.製品一個あたりの変動売上原価 原料費 200円
                 加工費 130円
3.製品一個あたりの変動販売費 70円
4.固定費(年間) 製造原価 56420000円
          販売費・一般管理費41080000円

<問題>
目標営業利益600万円と達成するための販売数量は?

いつも 利益=売上高-(変動費+固定費)という公式をあてはめて解いていたのですが、これはイマイチ分かりません。よろしくお願いします。

回答(マサトルさん)
上も変動費も両方とも数量に比例して増加するので、
「限界利益=(売上単価−変動費単価)×製品数量(A)」とすることができます。

損益分岐点は、「売上−(変動費+固定費)=0」の点であり、
「限界利益=固定費」の点でもあるといえます。
つまり、損益分岐点は「固定費=(売上単価−変動費単価)×製品数量(A)」で、
通常、分からないのは、製品数量(A)なので、
「製品数量(A)=固定費/(売上単価−変動費単価)」で損益分岐点の数量が分かります。

損益分岐点では利益ゼロなので、それに目標利益を足せば、目標利益の数量が分かります。

、「限界利益+目標利益」を求めればいいので、
「固定費+目標利益=(売上単価−変動費単価)×製品数量(A)」を分解し、
「製品数量(A)=(固定費+目標利益)/(売上単価−変動費単価)」になります。

(56,420,000+41,080,000+6,000,000)/{700−(200+130+70)}=345,000

回答(ゆうしろさん)
ゆあさん。はじめまして!
自分が苦労したところだったので、長文になってしまいました。
そして、送信しようと思ったらマサトルさんがもう回答されて
いました!!(笑)でも、捨てるのは辛いので送信させて下さい・・・・
パパさん、長文で邪魔なようでしたら削除してください(泣)

ゆあさん、CVP分析はコツをつかめば計算しやすいところですので、
がんばってくださいね!

損益分岐分析(CVP分析)のP/Lは今まで勉強したものとは
違うので少し意識するとよいと思います。

『通常のP/L』     『CVP分析のP/L』
売上高   ×××      売上高  ×××
売上原価  ×××      変動費  ×××
-------------------     -----------------
売上総利益 ×××  ⇒   貢献利益 ×××
販・管費  ×××      固定費  ×××
-------------------     -----------------
営業利益  ×××      営業利益 ×××

ゆあさんの覚えられている公式をちょっと変形して、感覚としては売上高から変動費を引いた貢献利益から、固定費を引いて営業利益(利益=0なら損益分岐点)が出るというように考えてみて下さい。
(売上高−変動費)−固定費=営業利益 という感じです。

ポイントは、売上―変動費で求められる貢献利益を意識と問題が解きやすいです。考え方はP/Lを 下から(営業利益)から上に(売上高)向かってたどります。

さて、ご質問のこの問題ですが、まず”貢献利益”がいくらあれば、営業利益600万達成できるか?というように考えます。

売上高       @700×? 
変動費(材料@200+加工費@130+販売費@70)    @400×?
-----------------------------------------------------
貢献利益   @300×? 
固定費(製造費56,420,000+販管費41,080,000) 97,500,000  
----------------------------------------------------- 
営業利益 6,000,000

営業利益は、貢献利益から固定費をひいて計算されるので、逆をたどり
貢献利益=(目標利益)6,000,000+固定費(97,500,000)=103,500,000
販売個数=103,500,000÷300(貢献利益単価)=345,000個 と求められます。

お礼
マサトルさん、ゆうしろさん素早い対応ありがとございました♪
回答ページに公式は書いてあったのですが、イマイチ理解できてませんでした。P/Lを下から考えていくと分かりやすいですね!!ありがとございました(^O^)


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