パパの出張簿記講座 2級工簿Q&Aデータベース







分類 「第3章 部門別計算」

【No010】「過去問第90回第4問」 

質問者 檸檬さん 質問日 2005/12/07 14:57  回答者 キタロウさん

質問
こんにちは。過去問第90回第4問について質問があります。この問題において仕掛品勘定の当月製造費用を求める際に、直接労務費や製造間接費は資料1にあるNo.1020の当月、No.1030、 No.1040を使って計算しているのに、なぜ直接材料費だけはその方法ではなく資料3を使って求めるのでしょうか。よろしくお願いします。

回答
檸檬さん、こんばんは。
直接材料費を資料3.から算定する理由は、
1.消費価格が資料4.で「平均法」によるという指示がある(平均単価を算定しなければならない。)こと
2.資料1.の製造指図書bP040の直接材料費が「?」となっているためです。
この「?」を計算するために資料3.と資料4.が必要になってきます。

資料3.から
材料の月初在庫   100個(@1,440円)⇒ 金額は   144,000円
材料の当月購入 1,500個(@1,600円)⇒ 金額は 2,400,000円
ここから平均単価は
(144千円+2,400千円)÷(100個+1,600個)=1,590円となります。

次に当月の材料消費量が資料3.に1,450個と与えられていますので、当月の材料消費高は、1,590円×1,450個=2,305,500円と求めます。

↑に書いた「?」の金額は、2,305,500円から製造指図書bP020とbP030の当月の直接材料費(234,500円と1,240,000円)を控除した831,000円となります。

という感じで如何でしょうか?

回答
キタロウさん、分かりやすい回答ありがとうございます。
問題文の紹介の準備が終わり、回答は後日と思ったいたところですので、大いに助かりました。
以下問題文ですので参考にして下さい。

問題用紙
第4問(20点)

HlT製作所では、実際個別原価計算を行っている。次に示した同社の資料にもとづき、解答用紙の仕掛品勘定および製品勘定の( )内に適当な金額を記入しなさい。

〔資料〕

1.各製造指図書に関するデータは、次のとおりである。
┏━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓
┃製造指定図書┃ 直接材料費┃直接労務費┃直接作業時間┃ 備考          ┃
┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┫
┃N0.1010   ┃ 850,000円 ┃150,000円 ┃  100時間 ┃前月着手・完成、当月引渡 ┃
┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┫
┃N0.1020   ┃      ┃     ┃      ┃前月着手、当月完成・引渡 ┃
┃ 前月   ┃ 615,000円 ┃ 127,000円┃  85時間 ┃             ┃
┃ 当月    ┃ 234,500円 ┃ 30,000円┃  20時間 ┃             ┃
┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┫
┃N0.1030   ┃1,240,000円 ┃ 187,500円┃  125時間 ┃当月着手・完成、当月末引渡┃
┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┫
┃N0.1040   ┃  ?   ┃ 135,000円┃  90時間 ┃当月着手、当月末未完成  ┃
┗━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━┛

2.製造間接費は、直接作業時間当たり6,000円の配賦率で、各指図書に予定配賦している。

3.当月における直接材料の在庫増減は、次のとおりであった。

月初在庫量    100個 (@1,440円)
当月購入量   1,500個 (@1,600円)
  計     1,600個
当月消費量   1,450個

月未在庫量    150個

4.直接材料の消費価格は、平均法を用いて計算している。

解答用紙
第4問(/20点)

         仕掛品
━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━
月初有高 (   )┃当月完成高(   )
当月製造費用    ┃月末有高 (   )
直接材料費(   )┃
直接労務費(   )┃
製造間接費(   )┃
  計  (   )┃


         製 品
━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━
月初有高 (   )┃ 売上原価(   )
当月完成高(   )┃ 月末有高(   )

お礼
キタロウさん、パパさん、どうもありがとうございました。これからもお世話になると思いますので、そのときはよろしくお願いします。


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