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| 第8章 決 算 |
T 決算の流れ
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1 フロー図・・1
決算とは、総勘定元帳に記録されている費用・収益に属する勘定を集めてP/Lを作成し、資産・負債・資本に属する勘定を集めてB/Sを作成する一連の手続きのことです。
以下、次の例題に基づいて、決算も手続きについて解説します。
[例題] 次に示す取引の仕訳をし、総勘定元帳の記帳を行い、P/L並びにB/Sを作成しなさい。(注)日付は省略、仕訳帳の日付欄には、取引順に付したアルファベットを記入。
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期中の取引 |
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(A) |
現金500,000円を出資し、甲商店(個人企業)を設立。 |
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(B) |
当座預金口座開設、現金500,000円を預け入れ |
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(C) |
150,000円の小切手を振り出して車両を購入する。 |
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(D) |
当座預金から現金25,000円を引き下ろす。 |
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(E) |
商品200,000円を仕入れ買掛とする。 |
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(F) |
商品売上300,000円を掛売りとする。 |
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(G) |
小切手により買掛金100,000円を支払う。 |
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(H) |
当座預金へ売掛金200,000円が振り込まれた。 |
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( I ) |
消耗品費15,000円を現金で支払う。 |
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(J ) |
当座預金から給料25,000円を支払う。 |
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決算整理事項 |
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(K) |
期末商品棚卸高35,000円 |
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(L) |
車両の減価償却費25,000円(直説法) |
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(M) |
貸倒引当金見積額5,000円 |
2 期中の取引
[解答] 期中の取引の仕訳
| 日付 |
借 方 |
貸 方 |
| A |
現金 |
500,000 |
資本金 |
500,000 |
| B |
当座預金 |
500,000 |
現金 |
500,000 |
| C |
車両運搬具 |
150,000 |
当座預金 |
150,000 |
| D |
現金 |
25,000 |
当座預金 |
25,000 |
| E |
仕入 |
200,000 |
買掛金 |
200,000 |
| F |
売掛金 |
300,000 |
売上 |
300,000 |
| G |
買掛金 |
100,000 |
当座預金 |
100,000 |
| H |
当座預金 |
200,000 |
売掛金 |
200,000 |
| I |
消耗品費 |
15,000 |
現金 |
15,000 |
| J |
給料 |
25,000 |
当座預金 |
25,000 |
| ・ |
借方合計 |
2,015,000 |
貸方合計 |
2,015,000 |
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U 決算整理
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[解答] 決算整理仕訳
| 日付 |
借 方 |
貸 方 |
| K |
繰越商品 |
35,000 |
仕入 |
35,000 |
| L |
減価償却費 |
25,000 |
車両運搬具 |
25,000 |
| M |
貸倒引当金繰入 |
5,000 |
貸倒引当金 |
5,000 |
| ・ |
借方合計 |
65,000 |
貸方合計 |
65,000 |
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この例題では、特に出題頻度の高い「売上原価の計算」「固定資産の減価償却」「貸倒れの見込み計上」に係る決算整理を問題に入れましたが、ほかの決算整理についても、必ず仕訳が出来るようにしておいて下さい。
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現金過不足の処理
不足額は、「雑損失勘定」に振替えます。雑費では誤りです。
過剰額は、「雑収入勘定」に振替えます。 |
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有価証券の評価
時価が簿価かより高いときでも評価替えをし、「有価証券評価益勘定」に計上します。 |
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費用・収益の繰延べ・見越し
翌期首の再振替仕訳を忘れないように注意してください。 |
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売上原価の計算
期末商品卸高は帳簿棚卸高ではなく実地棚卸高です。特に指定がない場合両者の金額はイコールです。もし、両者の数字が表示されていたら帳簿棚卸高は無視してください。 |
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固定資産の減価償却
確実に点数が稼げるところです。計算ミスに注意してください。
資産の帳簿価格を直接減額する直説法と償却額を減価償却累計額に計上する間接法があります。どちらの回答を求めているのか注意してください。 |
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貸倒れの見込み計上
貸倒引当金繰入勘定は、貸倒引当損勘定または貸倒償却勘定でも正解です。使う勘定科目名が指定されている場合がありますので注意してください。また、期中の処理とセットで出題される場合もありますので貸倒れ引当金の残高に注意してください。 |
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引出金の処理
引出金勘定で処理をするのか、資本金勘定で処理をするのか注意してください。使う勘定科目名が指定されている場合がありますので注意してください。 |
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