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・・第5章 有価証券・・
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| T 有価証券とは |
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1 有価証券とは
有価証券とは、国債、地方債、社債及び株券などのことです(法律上の有価証券には、小切手や船荷証券なども含まれますが、簿記では株券と公社債を有価証券といいます。
簿記上の(以下、「簿記上の」は省略します)有価証券は、所有目的によって、売買目的有価証券、満期保有目的債権、子会社・関連会社株式、その他有価証券に区分されます。
このうち3級では、売買目的で所有している売買目的有価証券が出題されます。
(1) 株式の購入
一時的な資金の余裕で売買を目的に、有価証券を購入した場合、売買目的有価証券勘定の借方に計上します。
[例題]
3月27日 売買目的で、A株式会社の株式10株を1株240,000円で購入し、買入手数料30,000円とともに小切手を振出して支払った。
[解答]
3/27 (借方) 売買目的有価証券 2430,000
(貸方) 当座預金 2430,000
[解説]
購入手数料などの付随費用は有価証券の取得価格に含めます。付随費用の額については「何円支払った」と問題に金額が示されます。付随費用についての知識は不要です。
(2) 公社債の購入
[例題]
3月27日 売買目的で、B株式会社の社債(額面総額500,000円)を額面100円につき98円で購入し、買入手数料5,000円とともに現金で支払った。
[解答]
3/27 (借方) 売買目的有価証券 495,000
(貸方) 現 金 495,000
[解説]
公社債は、額面より安い金額で発行され、満期日に額面額で払い戻されます。購入金額と付随費用の合計額が取得価格です。額面総額ではありませんので、注意してください。
2 有価証券の利息・配当金
債権の利息を受け取ったときは、有価証券利息勘定の貸方に記入します。株式の配当金を受け取ったときは、受取配当金勘定の貸方に記入します。
(例) 社債の利息5,000円を現金で受け取り
(借方) 現 金 5,000 (貸方) 有価証券利息 5,000
(例) 株式の配当金5,000円を現金で受け取った。
(借方) 現 金 5,000 (貸方) 5,000 |
U有価証券の売却 |
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固定資産を売却した場合、帳簿価格より高く売れたときは、売却額と帳簿価格の差額を有価証券売却益に、安くなってしまったときは有価証券却損勘定に記載します。
1 帳簿価格より高く売れた場合
[例題]
3月27日 甲株式会社の株式4株(帳簿価格90,000円)を1株100,000円で売却し、代金は現金で受け取った。
[解答]
3/27 (借方) 現 金 400,000
(貸方) 有価証券 360.000
有価証券売却益
40,000
2 帳簿価格より安くなってしまった場合
[例題]
3月27日 甲株式会社の株式4株(帳簿価格90,000円)を1株80000円で売却し、代金は現金で受け取った。
[解答]
3/27 (借方) 現 金 320,000
(貸方) 有価証券 360.000
有価証券売却損 40,000 |
V 有価証券の評価 |
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1 評価の方法
売買目的有価証券は、決算整理で時価に評価替えします。時価が帳簿価格を上回るときは、その差額を有価証券評価益勘定の貸方に計上し、時価が帳簿価格を下回るときは有価証券評価損勘定の借方に記入します。
[例題]
売買目的で所有している甲株式会社の株式4株(帳簿価格90,000円)の決算時(6月30日)の時価が89,000円となったため、評価替を行なった。
[解答]
6/30 (借方) 有価証券評価損 4,000
(貸方) 売買目的有価証 4,000
[例題]
売買目的で所有している甲株式会社の株式4株(帳簿価格90,000円)の決算時(6月30日)の時価が91,000円となったため、評価替を行なった。
[解答]
6/30 (借方) 売買目的有価証 4,000
(貸方) 有価証券評価益 4,000 |
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