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| 2 商品有高帳の記帳 |
次の資料に基づいて、甲商店の(1)先入先出法、(2)移動平均法による商品有高帳を記帳しなさい。また、各方法による5月の売上高、売上原価、売上総利益も求めなさい。
5月1日 前月繰越 50個 @150円
5月9日 仕 入 150個 @130円
5月11日 売 上 160個 @180円(売価)
5月18日 仕 入 60個 @160円
5月26日 売 上 70個 @200円(売価) |
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(1) 先入先出法の場合 |
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売上高 (160X180)+(70X200)=28,800+14,000=42,800
売上原価 7,500+19,500+9,600−4,800=31,800
または
7,500+14,300+5,200+4,800=31,800
売上総利益 42,800−31,800=11,000 |
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[解説]
商品有高帳は払出(売上)も売価ではなく仕入単価で記帳します。残高は先に仕入れたものから順に列挙し、払出(売上)は先に仕入た分から払出します。11日の160個の売上では、まず前月から繰越された150円で仕入た分から50個を払出し、次に9日に単価130円で仕入れた分から110個(160個−50個)払出します。 |
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(2) 移動平均法の場合 |
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売上高 (160X180)+(70X200)=28,800+14,000=42,800
売上原価 7,500+19,500+9,600−4500=32,100
または
21,600+10,500=32,100
売上総利益 42,800−32,100=10,700 |
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[解説]
移動平均法では商品を仕入れた都度、単価を計算しなおします。9日の仕入では、150個仕入れたことによって、残高の数量は
50個+150個=200個となります。
残高の金額は 7.500円+19,500円=27,000円です。
単価は27,000円÷200個=135円です。まず、残高欄の数量と金額を先に求めて、金額を数量で割って単価を出します。売上げたときは、直近の仕入時に計算した単価で払出します。
18日の仕入では、残高欄の数量が40個+60個=100個、金額が5,400円+9600円=15,000円です。単価は15,000円÷100個=150円となります。算式で表すと次のとおりですが、暗記は出来るだけ少なく、出来るだけ簡単にするのが合理的、合格への近道です。商品有高帳で直接計算する方が合理的です。
| 平均単価= |
残高金額+仕入金額 |
| 残高数量+仕入数量 |
この売上原価の計算方法のように、企業がいくつかの計算方法を採用できるケースが出てきます。まったく同じ取引内容でも採用した計算方法によってP/LおよびB/Sに記載される金額が異なることになります。ただし、企業が一度採用した計算方法は、毎期継続して採用しなければならないので、その会計年度の業績によって有利なものを採用することは出来ません。 |
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