W 総勘定元帳への転記
1 総勘定元帳 |
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仕訳によって、勘定科目を付された金額は、複式簿記のルールに従って勘定科目ごとに集計され、その残高(借方の合計金額と貸方の合計金額との差額)を所定の様式にまとめたものがP/LとB/Sとなります。
勘定科目ごとに集計する場所のことを勘定口座といいます。勘定口座は、その企業が使用する勘定科目の数だけ用意されます。この勘定口座を一つにまとめた帳簿のことを総勘定元帳といいます。
総勘定元帳という帳簿の各ページには、上段に勘定科目名を記載する罫線があります。 この罫線に勘定科目名を記載し勘定口座を設けることになります。この勘定口座には、頻繁に発生する勘定科目には多い枚数のページを、発生頻度の少ない勘定科目には少ない枚数のページを割振ることになります。 |
2 転記 |
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仕訳により、勘定科目の付された金額を総勘定元帳の勘定口座に写す作業のことを転記といいます。 |
| (1) 転記の例 |
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前頁の4月2日の仕訳を実際に総勘定元帳に転記した例を示します。 |
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検定試験の転記問題では、Tの字の形をした講学上の簡便な様式(以下「Tフォーム」と解説します)に解答を書く形式が最も多いです。
検定問題でも総勘定元帳の様式に記入する問題が出る場合があるので総勘定元帳の記帳方法もマスターしておく必要があります。総勘定元帳の記帳方法は後述します。
転記は次の手順で行います。 |
| (2) 転記の手順 |
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a 借方の転記
(a) 借方の金額を、総勘定元帳1ページの現金勘定口座の借方に記入する。
(b) 日付を記入する。
(c) 貸方の勘定科目(相手勘定)の名称を記入する。
b 借方の転記
(a) 貸方の金額を、総勘定元帳7ページの資本金勘定口座の貸方に記入する。
(b) 日付を記入する。
(c) 借方の勘定科目(相手勘定)の名称を記入する。 |
| (3)注意点 |
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Tフォーム現金勘定の記載を見ると仕訳の貸方と同じに見えます。資本金勘定の減少を意味していると錯覚しないで下さい。この記帳は、Tフォームの上段に書かれた現金が増加したことを意味しています。日付と相手勘定は、単にどの仕訳を転記したのか示しているだけです。「日付と相手勘定は仕訳帳と照合しやすいように付けた符号」だと記憶してください。
ここで錯覚すると混乱してしまいます。 |